20190526 一等賞は複数あり

職場のHさんに今度うちに遊びにおいでよ、と誘われ、休日に職場のひとと遊ぶ約束を交わすのは社交辞令かどうかという問題はあると思いつつ、今回は話がまとまり実際にお邪魔する流れと相成った。

 

Hさんには3歳になったばかりのお子さんがおり、また現在第二子を身ごもっているのだが、家の中は幼児がいるとは思えぬ整頓ぶりで、至るところに快適に暮らすための工夫が見られた。

私はつねづね犬のジョンと暮らす自分の家が一番よい家であると自負をしているのだが、Hさんも恐らく自分の家が一番よい家だと思っているに違いない。こういう時に私は己と他者を比較することの無意味さを知る。

旅行の後に家族の誰かが「やっぱりうちが一番だな」と呟くのが好きである。

北川景子中条あやみ矢島舞美もみな一様に美しいのにも似ている。

一番は常に個々の中に複数存在しており、価値観の押し付けは愚かだと理解しておくことは重要であると考える。

 

しかし、同行したIさんが手土産に買ってきてくれたパイ生地のシュークリームが美味しくて、家用にもふたつ、お土産でいただいたのだが、味の感想が「ビアードパパの上位互換だ!」しか出てこないのはよろしくなかった。

私も犬のジョンも、洋菓子についての造詣は人並み以下なのだ。